基礎パンクラス「こだま酵母のミニ米粉食パン」、
土曜受付開始しまして、あっという間に、

満席でも、冬場は体調不良のキャンセルが頻繁に出ますので、ご興味ある方はキャンセル待ちでお申し込み頂けると嬉しいです。
前回のイングリッシュマフィンレッスンでも、キャンセル待ち3番目の方に急遽来て頂けたという実例もあります(*´∀`*)ゞ
ミニ食パンですが、前回は「純米パンミックス」でのレッスンでしたが、今回は「ミズホチカラパン用米粉」にするか、前回と同じく「純米パンミックス」にするか検討中です。
年末年始の休み中に、経過時間でのパサつきテストや、冷凍⇒解凍での食感の違いなど比較してみて、判断しようと思います。
昨日は3名でのプライベートレッスンでした。
なんと、2名は博多から!
もう1人の方も千葉から!
あ、そういえば、先週のプライベートレッスンでは、長野から日帰りで来てくださった方もいらっしゃいました。
しょっちゅうブレーカーは落ちるし、すき間だらけですき間風ビュービュー吹いてるし、かなり味のありすぎる教室で、迎え入れるたびに皆さんがっかりしてないかな???とドキドキですが、たくさんの方に遠方からお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです!!!
昨日は、午前3名で
・フレッシュフルーツのタルトレット
・卵・牛乳なしのフレンチトースト
午後は博多組のお二人と
・炊飯器米粉パン
・しっとり濃厚米粉ブラウニー
・フライパンで作る、米粉の今川焼
・炒り米ぬかバナナスコーン
をレッスンしました。
お一人は、お砂糖NGで、甘みは「ココナツシュガー」と「甘酒」ならOK。
これが分かったのがレッスン直前でしたので、焦りました。
甘酒なら近所のスーパーにもありましたので、前日夜、フレンチトースト用の炊飯器パンを、砂糖の代わりに甘酒で作ってみたところ・・・。

美しいほどの陥没!!
すでにパンではありません。餅!!
米粉を変えてみても、結果は同じ。
これはおかしい!!!
と思ってネットで調べてみたところ、もしや?と思った犯人が分かりました。
「酵素」です。
甘酒には「酵素」が含まれてるそうでして、この「酵素」は、米粉パンにNGなんです。
ハチミツも同じです。
ハチミツでグルテンフリー米粉パン作ろうとすると、私の場合は必ず失敗します。
酵素が、生地に必要な粘りを分解してしまうんですね。
これは誰かに教えてもらったとか、何かの文献を見た、ということではなくて、私の勝手な憶測ではあるんですが。
例えば、マーボー豆腐を食べてて、いつの間にかとろみがシャバシャバになってた、という経験は皆さんあると思います。
これはスプーンなどで食べているうちに、スプーンについた唾液に含まれる消化酵素が、でんぷんを分解してしまう、という有名な例です。
つまり、これと同じことがおきたんじゃないかと、予想できるわけです。
粘りのない生地では、気泡を包み込むことができません。
というわけで、気泡が見事につぶれた、お餅が完成したんでしょう。
悲しいことです。
前日に用意できなかったものの、運よく、以前ココナツシュガー持参でプライベートレッスンを受けて下さった生徒さんが、余った「ココナツシュガー」をプレゼントしてくれてまして、教室にはココナツシュガーがありました。
朝、ココナツシュガーで教室で仕込んで、無事、フレンチトーストのレッスンに間に合いましたε= (*^o^*) ほっ
ココナツシュガーのパンは、無事ふわふわパンになりました。ほんのり茶色で、生徒さんにもおいしい!と絶賛して頂けました。
タルトレットは、レッスンでは生徒さんに4つずつ作ってもらい全てお持ち帰り。
試食用に別に1つずつ必要なので、これも前日に甘酒で作ってみました。
タルトレットのほうは、無事、甘酒でも問題なくできました。

タルトレット、久しぶりに作りましたが、いまさらですが、使う米粉とオートミールの挽き方によって、油分も水分も厳密に調整したほうが、強度ともろさのバランスをコントロールできることに気がつきました。
作ってすぐに食べる分には、そこまで気を使う必要はないんですが。
時間を置いてから改めてレシピを見直すと、いつも新たな発見があります。
「レシピに完成形はない」、という栗原はるみ大先生の名言が身にしみる〜!!
昨日参加して頂いた生徒さんは、いつになく、何を作っても大絶賛してくださり、泣きそうなくらいうれしかったです。
皆さん、お子さんがアレルギーで日々のおやつ作りに苦労されている方で、米粉でここまでできるとは!!!と感動して下さいました。
そんな喜んで頂けたら、ますますがんばって、新たなレシピ作りにトライしていきたくなります!!
誉められたら喜んでしっぽを振る犬状態です。
年内はあと2回、プライベートレッスン!
すき間風に負けずに暖房で温かくして、お待ちしています!