
昨日、近所の八百屋でピオーネが激安セールをしてまして、調子にのってたくさん買って帰りました。
ふだんはもったいなくて、「ピオーネをお菓子にするなんて庶民には考えられない!!」てな貧乏性のタモリですが、こんだけいっぱいあったら余裕〜

先日こちらで紹介しました「小麦・卵・乳・大豆・ナッツなしなのに!超サクサククッキー」。
このサクサク感なら、タルトにしちゃってもできるんじゃなかろうかと前々から思っておりまして、今日はその確認作業も兼ねました。
生地の様子を見ながら材料足したり引いたりしたので、若干配合は変わっておりますが、基本的に生地の作り方はクッキーと一緒になります。

【タルト台・材料】ミニタルト型9個分
米粉:90g(今日の米粉はマイベイクフラワー)
片栗粉:40g
こんにゃくマンナン:0.5g
塩:ひとつまみ
トランスファットフリーショートニング:40g
てんさい糖シロップ:50g
※こんにゃくマンナンは、コンニャクイモが原料の食物繊維です。入れなくてもできるような気もしますが、割れやすい、もろいタルトになるんじゃないかな?と思います。ありとなしでは食感が全然違いますので、できれば使っていただきたいところです。米マイフーズさんで通販してます。
※てんさい糖シロップは、てんさい糖1カップと水50ccを小鍋で煮溶かして冷ましたものです。
【タルト台・作り方】
1、米粉、片栗粉、こんにゃくマンナン、塩をボールに入れて、泡だて器でぐるぐる。
2、ショートニングを入れて、指先で潰しながらショートニングを粉になじませる。
3、てんさい糖シロップを入れてゴムべらで混ぜて、まとまってきたら手で軽くこねる。
4、タルト型に生地を入れて、指で押しつけてならしながら、生地をタルト型に均一に密着させる。
5、160度に予熱したオーブンで、薄く色づくまで焼く。
中のクリームは、炊飯器で超かんたんふんわり米粉パン
ただ、タルト的にはリンゴクリームだとあっさりしすぎかも…。大豆が大丈夫なら、りんごジュースを豆乳と砂糖に置き換えて「豆乳クリーム」で作ったほうが、おいしさUPかと思います!
【りんごのカスタードクリームもどき・作り方】
1、小鍋にりんごジュース200ccと米粉大さじ2、塩ひとつまみを入れ、最後に粉末寒天小さじ1/4を全体に振りかけるように入れ、泡だて器で混ぜる。(このままだと甘みあっさりです。お好みで砂糖を追加してください。)
2、中火にかけて木べらで混ぜながら温め、ふつふつしてきたら、ごく弱火にして2分絶えず混ぜながら寒天を溶かす。
3、平らな容器に入れラップでクリームをピタッと覆い、冷蔵庫で冷やしておく。
4、冷えたら少し固まるので、使う時にはスプーンでぐるぐる混ぜてクリーム状にする。
タルト台とクリームができましたら、あとはお好きなフルーツなどで盛っちゃってください。
今回のピオーネ、あまりにも粒がでかくて、丸のままでは盛れませんでした。
冒頭の写真はスライスして盛ってますが、こちらの写真はめんどくさくなって半切りで。
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時間がたつとタルト台にクリームの水分が移ってサクサクじゃなくなるかな???と心配しましたが、冷蔵庫で5時間冷やしておいたのをさっき食べましたが、サクサクのままでした。
驚き〜!!
全然水分移ってませんでした。
お味のほうは、普通のタルトと比べるとあっさりした味です。が、あらゆるものを除去してこの食感なら、ありなんじゃないかな???と思います!
お好みのトッピングでお楽しみください〜!!
ちなみに、子供達は焼きあがったタルト台を見て、「お皿クッキーだー!」と、お皿として利用しておりました。
せんべいを入れてご満悦の長男
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トッピングしてすぐのものを食べるより、冷蔵庫でしばらく置いておいたもののほうが、味がなじんでおいしかったような気がします。このへんは感覚なので、気のせいかもしれないのですが…。
またトッピングを替えて、色々作りたいと思います!

ショートニング、マーガリン、バター、ココナッツバターが使えません。
食材は、小麦、乳、卵、大豆、ナッツがダメです。
米油なら大丈夫なのですが
ショートニングの代わりに作れますでしょうか?
このレシピだと、液体の油脂にそのまま置き換えるのは厳しいと思います。
「米粉だから作れる とびきりおいしい焼き菓子」という、私の著書のクッキーは、全て米油で作っていますので、もしよろしければ参考にしてください(購入しなくても、図書館で借りて頂ければ❤)。
すいません、クッキーじゃなくて、タルトですね。
著書内のタルト台も、もちろん米油です。ナッツも大豆もフリーのレシピなので、もし良ければ見てみてください☆