先日米粉ビジネスフェアにて、いくつか気になるものを見つけてきたという話は昨日のブログに書きましたが、今日はさっそくその中の「億千米」を使ってみました。
(億千米については詳しくは →こちら)
原料のお米は、岡山の曙米という品種だそうです。それを発芽させて発酵。発酵させたことで、食物性乳酸菌が普通の玄米の10万倍以上になってるそうです。10万倍て。
おもしろいのは、その香り。発酵させてるというだけあって、独特の香りです。
パンを発酵させてる時の匂いに似てます。
食べ方は超簡単。
普通の玄米だと、何時間か浸して炊いたりしますよね。そのまんまじゃ固いから。
さらに炊飯器の玄米モード使ったりとか。
億千米は、そういった手間いらずです。
米2合をいつものように洗って、水加減して、億千米1袋(25g)入れて、あとは普通に炊くだけ。

パサついてなくて、ほんのりプチプチ食感も残ってて、ほんと、食べやすいです。
普通の玄米より胃や腸に優しいというのも納得。
子供達も普通にモリモリ食べていました。
さて、実は私が気になっているのは、その億千米をパウダーにした「スルッとスキニー!」という商品のほう。
最近は製粉技術が進歩しているおかげで、(有)大幸さんの「発芽玄米粉」のような微細粉玄米粉もありますよね。
ただ、「発酵」玄米というものが粉になってるのは初めてお目にかかりました。
ブースにいらっしゃった方の話いわく、
・天然の甘みがあるので、お砂糖をいつもより減らして使える
・億千米の酵素が、他の素材のでんぷんを分解する
・粘りがすごい強い
などの特徴があるそう。
パンに使ったら、何か普通とは違う仕上がりになりそうです…。
これはおもしろそう。
さっそくパンを・・・と言いたかったのですが、今日は時間がなく、蒸しパンでまずは様子見。

左が億千米入り。
違いは、・・・・。
すいません、あんま分かりませんでした。
香りが若干違うかな?というくらいで・・・。
蒸しパンじゃはっきりとした違いはなさそうです。
でも逆に。
混ぜてもふんわりパッカリできた、ということは、「膨らみを邪魔しない」ということが言えそうです。
やっぱりパンで使ってみないとですね。
パンで実験したら、またこちらで報告させていただきます!
※写真の蒸しパンのレシピは、「黒糖の米粉蒸しパン」の黒糖をてんさい糖にしたものです。てんさい糖で作ると、ほんのり茶色の蒸しパンになります。
※億千米パウダー入りのほうは、米粉の1割を億千米パウダーで置き換えました。