以前から気になっておりました、小城製粉さんのノングルテンパン用米粉。
偶然にも、Cottaで発見!
買い物ついでに、迷わずぽちっとしてしまいました。
なぜ小城さんの米粉が気になっていたかといいますと、この動画を見てから。
なんてかわいらしい山型食パン!!
動画を見ていると、製粉方法はどうやら胴搗き粉砕。
ノングルテンパンを胴搗き粉砕の米粉で作るとはっ!!!
そして、驚きのきわめつけ。
生地を手で丸めて型に入れているではありませんか。
今までの常識をくつがえす数々のシーンに目が釘付けになったタモリでありました。
その米粉がまさに我が家に届いたわけであります。
パッケージがこちら。

必要最低限にデザインされた、シンプルかつ分かりやすいパッケージでございます。
原材料を見てみると、

なんと、もち米が!!
ノングルテン用のパン用米粉といえば、どうやってグルテンに変わる粘りを出すかがポイントとなるわけですが、そうきましたか〜。
まぎれもない、米100%。
さて、そんなこんなで、さっそく試作してみました。
粉の状態ですが、驚いたことに、目は粗め。
生地を作って触ってみると一目瞭然なのですが、ざらざらする粒が残っているくらい。
細かいものと粗いものと混在しているのかな?と感覚ですが感じました。
あと、香りも独特です。
ほんのり香ばしいかおりが。おせんべいのようないい匂いです。
何から何までおもしろい米粉です。
レシピは同封されていないので、まずはこれまでオーブン焼きで作っていたレシピでとりあえず作ってみました。
粉の感じや動画から、吸水量はかなりだろうなと想像していましたが、まさに想像通り。
いつもの量の水分ではえらい固い生地です。
水あめのような固さ。
木べらで練るにも大変です。
いつもでしたら、ホットケーキ生地の固さに調整するところですが、今回はあえて水は足さず、その固い生地を必死で練り、手で丸めて型に入れて焼いてみました。
しかし・・・・・。
焼きの途中から中心が陥没。
発酵させすぎたか!?
1回目は見事失敗に終わりました。
ところがところが。
陥没したキメの粗いパンのくせに、なぜかおいしい。
焼きたてはふんわり感さえ感じさせます。
ふ、不思議すぎる。
気を改めて、2回目の挑戦です。
1回目はシリコン製のパウンド型を使いましたが、中心のあたりの火の通りが甘く感じたので今度はアルミ製の型を使用。
水分量も多すぎた気がしたので、少し減らしました。
発酵も控えめに。
そしてできたのが、こちら。

がーーーーーーーーん。
またも陥没・・・・。
これは過発酵が原因ではなさそうです。
そこで気がついた私。
あ、そうか、小城さんにレシピ聞いたらいいじゃん。
緊張しながら電話してみると、感じのいいおねいさんがすぐにファックスを送ってくれました。
なんて親切な会社なのでしょう〜!!
ファックスを確認したところ、どうやら水分量が大きく違ったようです。
上の試作写真の配合は、粉250gに対して230gの水分量。
送ってもらったレシピでは、粉250gに対して水分量は200g。
焼きの温度や時間も違いました。
明日、このレシピでリベンジします!
レポート第2弾、ご期待ください!!!