
1月の基礎パンクラス、炊飯器米粉パンレッスン、無事に終わりました。
今回も、炊飯器パンもさることながら、乳&卵不使用のフレンチトーストが好評でした。
漬け汁には砂糖を小さじ1杯しか使いませんが、充分な甘さ!
バニラビーンズもたっぷり入って、グルテンフリーパンの美味しさが堪能できる、ぜいたくフレンチトーストです。

次回開催は秋以降になるかと思いますが、今回を逃した方、またやりますので、その際は是非お越しください!!
さて、来月の「ひよこ豆尽くしレッスン」に向けて気持ちを切り替えなければ!!
というわけで、そんなひよこ豆尽くしレッスン。
その中で紹介する「チョコムース」は、ひよこ豆の煮汁で作るメレンゲを使います。
豆の煮汁?と思われるかもしれませんが、これがまた本当に、まるで卵白のようなメレンゲができるのです。
「aquafaba」とか「vegan meringue」で検索すると、海外の人々のレシピや試行錯誤しているようすがわんさか出てきます。
私も最初は衝撃を覚えましたが、日本でも、徐々に認知度が上がってきているようです。
さて、そんな、卵を使わない「ビーガンメレンゲ」。
「これ、大豆の煮汁でもできるんじゃないでしょうか?」
と、先日つぐみ先生が、味噌仕込み用の大豆を煮た時の煮汁を持ってきてくれました。
いや〜、まさかな〜。でもできたらすごい発見だわー。
と思いながら、半信半疑でホイップしてみたところ…。

うほっ。
めっちゃムクムク〜〜〜〜う。
すんごい勢いであっさりメレンゲができてしまいました。
まさかここまで普通にできてしまうと思わなかったので、できたメレンゲで何を作るかも考えてませんでしたので、とっさに、砂糖入れたらできる「メレンゲクッキー」にしてみました。
しっかり泡立ったところで、グラニュー糖を加え、またホイップ、またグラニュー糖を加えホイップ、と何回か繰り返します。最初の煮汁の量も計量しておらず、グラニュー糖も適当に入れていったので、分量出せなくてすいません。
味見して物足りなかったので、塩とバニラオイルを少々足して、またホイップ。
いい感じの味になったところで、絞り出し。

星型の口金で絞ったんですが、跡が消えてただの丸になってしまった。
たぶん、もっとがっつり砂糖を入れて、もっと固くなるまでしっかり泡立てる必要があるのでしょう。
でもまあ、こういう形もかわいいかな、と自分を許す。
グラニュー糖を使ったのは、以前生徒さんから、ミネラル豊富系の砂糖では泡立ちが甘くなるらしい、と聞いたことがあったので。
このへんは、後ほどちゃんと検証したいと思います。
とにかく低温でしっかり乾燥させればいいってことでしょう。
ということで、110度のオーブンで、90分。
その後、オーブンを開けないでそのまま放置20分。

無事、完全に乾燥した状態で仕上がってました。
念の為すんごい時間かけてみましたが、もしかしたらもっと短い時間でもいけるかも。
味のほうは、つまり、砂糖です(笑)
綿菓子と一緒といいますか。
大豆の味は感じないですが、びみょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜に、えぐみのようなものを感じる人には感じるかも?
裏側はこんな感じ。

断面はこんな感じ。

ふわっと軽くて、サクッとしてて、口の中でほわ〜〜〜〜っと溶けてゆきます。
まさか卵白なしでこんなものができるなんて。ですよね。
豆の煮汁で最初にこれ作った人、神!!!!
今回使った煮汁は、「さといらず」という品種の大豆の煮汁です。
このさといらず大豆は、「さとうがいらないほど甘い」ということから、その名がついたそうです。
本当に甘い豆で、これで作ったお味噌がもんのすごくおいしい!!!
その、超絶美味しい味噌を仕込める、つぐみ先生の、
『さといらず大豆と玄米麹の手作り味噌教室』と味噌ラーメン作り
味噌ラーメンも、もちろんグルテンフリーですよ。
レッスン、すでに満席ですが、キャンセル待ち受付中とのことですので、もし興味ある方は是非!!
冬場なので、キャンセル結構出てますんで、まだチャンスありかも!
というわけで、今回はそんな大豆の煮汁で作った「ビーガンメレンゲクッキー」ですが、もちろん、ひよこ豆缶買ってきて、その煮汁でもできると思います。
ご興味ある方は、是非やってみてください☆
