ディプロマについて、ということで
前回の投稿しましたところ、たくさんの方から問い合わせ頂いております。
ありがとうございます。
希望する方が予想以上に多いので、本腰を入れて、資格の件、考えることにしました。
前回の記事で、「ディプロマ」と一瞬書いてしまったので誤解を生んだかもしれません。
ディプロマ、というのは、どうやら卒業証書、という意味合いのもののようですね。
私の中では「認定コース」というものは全く考えていません。
なので、以下のような、
・系統立てて基礎から学んで卒業証書が欲しい
・米粉パン作りのエキスパートとしての認定証が欲しい
という方には、ご希望に添えません。申し訳ありません。
現状考えているのは、
「レッスンで習ったレシピを、仕事で使いたいので許可してほしい」
という方への「免許証」です。車の運転したいので、試験を受けて、運転免許証をもらう。試験に落ちたらもらえない。
というイメージに近いかな…ということで、「免許証」という名前にしようかと。
どうか、「名刺の肩書が欲しい」「プロフィールに書く肩書が欲しい」という方は意味合いが違いますので、誤解されないよう、お願いいたします。
「米粉について、基礎を教えて欲しい」という方へ私はただのレシピ作りオタクに毛が生えたような人間で、系統立てた基礎知識のようなものはありません。
全て、疑問に思ったことを実験してみる、実験で分からないようなことは、メーカーさんや研究者の方に聞いてみる、ネットにある研究論文等を読む、などの細切れの知識をつなぎあわせてレシピ作りに生かしています。
そして、ここが一番重要なポイントで、その知識は、
「今はそうだと思っていても、実は間違っていた」
ということもよくあるのです。
米粉の製粉に関連することは特にそうで、例えば、これまでに色々と衝撃を覚える米粉との出会いがあり、その度に、今までの自分の中での常識がひっくりかえることがありました。
今後も、そういったことは続くと思います。
また、このメーカーのこの米粉はこのレシピに向いてます、と言うのは、「現時点で」の話で、そのメーカーさんの事情によって、米粉の性質や品質は変わる可能性は大きいのです。
実際、そういいうことは何度かありました。
そんなファジーな(←死語?)内容なだけに、そもそも講座のようなカリキュラムにすることができないのです。
なんか、こうやってみたらうまくいくんですよね〜、なぜかわからないけど。
みたいな知識です。
期待させてしまった方、申し訳ないです。
さて、ここからが本題です。
「高加水ゆるふわ米粉パン」レシピ使用免許証 の取得方法1、レシピを習うまずは、このレシピのレッスンを受講し、多森から習ってください。
今回の米粉パン応用クラスレッスンを逃した方は、次回またレッスン開催しますので、そちらを受講してください。
今回の「シナモンロール風米粉パン」&「高加水ゆるふわ米粉パン」は、「米粉パン応用クラス1」として、また開催することにします。
現在ローテーションで行っている基礎パンクラスの流れに、応用パンクラスも組み入れて、
「炊飯器パン」→「イングリッシュマフィン」→「こだま酵母のミニ食パン」→「米粉パン応用クラス1」というローテーションにしてみようと思います。
※「米粉パン応用クラス1」を受講するには、「こだま酵母のミニ食パン」を受講していることが前提になります。
2、練習する受講してみて「おいしい!」と思い「このレシピを仕事に使いたい!」と思ったら、おいしく焼けるようになるまで自宅や仕事場で練習してください。
3、受験申込み上手く焼ける自信がついたら、多森まで、資格試験の申込みをしてください。
日程等、調整します。
4、受験するあれこれキッチンで、おいしく焼けるか、試験させていただきます。
万が一おいしくできなかった場合の原因をちゃんと見たいので、計量から全工程を見ます。
器具や材料は全て用意いたします。
もし、自分の使いなれたものが良い、という方は持ち込みOKです。
5、結果は郵送ある程度時間が経ってから試食したいので、結果は郵送でお知らせします。
合格の場合は、免許証とともに、レシピのワードデータもお送ります。
不合格の場合は、不合格の理由をまとめたレポートをお送りします。
判定ポイントは「レッスンで教えたレベルのパンができているかどうか」。これだけです。
新幹線や飛行機で来て頂いたから…、常連さんだから…、ということでおまけすることはないです。安心してレシピを託せる方に免許証をお渡ししたいので、ここだけは、どうかご理解下さい。
☆費用について現在検討中です。
受験時と、免許証発行時、に費用がかかります。
更新料については考えていません(このレシピに関する永久免許証となります)。
価格は、年明けには決めて、告知させていただきます。
☆以下の方は、申請をご遠慮下さい。・企業や団体でのレシピ使用を考えている方:
企業や団体へのレシピ提供とは意味合いが違いますので、その場合は別途ご相談下さい。
個人で開業されている飲食店やベーカリー等で提供を考えている、という場合は申請可能です。
・これをこれで代用できますか?こうアレンジしたらこうなったんですけどどうしたらいいですか?と聞いてくる方:
そのような疑問に対し、自分で試し、自分で答えを導き出す方が対象です。失敗せずに人から聞いて解決しようとする方はご遠慮ください。
個人的に、「失敗することが、レシピ作りの上では最も重要な学び」だと思っていますし、そんな探究心のある方に、このレシピを使ったお仕事をしてもらえたら嬉しいです。
☆注意事項・免許証は、その時点でのそのレシピに対するものです。今後、私自身は常にレシピを改良していくと思います。改良はどんどんする可能性もあり、それについてその都度更新情報をお伝えすることが現実的に厳しいです。どうかご了承ください。
・レシピ使用にあたり、私の名前は出さないで結構です。免許保持者ということをアピールすることで何かしらメリットがあるなら、名前を出して頂いても大丈夫です。
・レシピは、今後印刷物やメディア等で公開する可能性もないとはいえません(マニアックなレシピなので可能性は低いと思いますが)ので、ご了承ください。

今の時点で、こんな感じで考えております。
ご希望の方は、価格等年明けに決めますので、その告知が出たところで、検討頂けますと幸いです。
以上、どうぞよろしくお願いします。