インスタグラムの方では報告していましたが、先週末、土佐町農村集落活性化協議会さんにお声掛け頂き、出張講師を務めさせて頂きました。
会場は、高知県土佐郡土佐町にある、カドルカフェ。
⇒カドルカフェFacebookページ
⇒カドルカフェInstagram
高知県には「チャレンジショップ制度」というものがあるそうで、1年間色々な補助を受けて開業へのチャレンジを促す制度だそう。
参照⇒高知新聞のカドルカフェ紹介記事
乳幼児の育児中って、なかなか外に出られなくて、うつうつと家にこもりがちで、孤独な思いをしたり、社会から必要とされてない感でさみしくなったり…。そんな思いをする方も多いと思います。
私もそんな、自分自身の経験から、あれこれキッチンという場所を作りました。
たまには、子連れでも遠慮なく、しゃべって食べて、息抜きしてほしいな、なんて。
カドルカフェさんも、全く同じ思いから子連れOKカフェをオープンしたとのことで、出張レッスンの打診があった時は、是非お役に立ちたい!!と、ノリノリでお受けしました。
地元の食材を使った特産品を開発したいということで、土佐れいほくの米粉でのレッスンをご希望でした。
ということで、はりきって、試作に励みました(*^^*)
1日目のメニューは米粉パン3種。
↓この『ふっくら米粉』を使いました。
■ ふんわり軽い米粉食パン

ふっくら米粉のパッケージに基本の米粉パンレシピはのっていますので、それとはまったく違う食感のものを紹介しました。
気泡たくさんの軽い食感。
トーストでサクサク!
フランスパンのような強めの引きも出ました。
この特徴的は引きは、もしかしたら、ふっくら米粉ならでは、かもしれません。
■ ウィンナーパン
こちらの写真は生地が違うんですが、見た目はこんな感じ。ドッグパン型で焼きます。
生地量と生地の固さによっては、ウインナーが完全に沈没して見えなくなるので、ちょうどよい生地量と生地の固さの調整に少し時間がかかりました。
子供が好きなメニューですよね。
バンズ型など好きな型で、好きなおかずをのせて、総菜パンにも簡単にアレンジできますね。
■ チョコチップスティックパン

サイリウムハスクなしで作る成形パンです。
以前、教室のレッスンで紹介したものをふっくら米粉にして、例のめんどくさい手間を省いた簡単バージョン。
あの手間を省くので、やはり翌日はそのままだと固いですね。
焼き立てはグーです。
2日目はお菓子4種。
■ ふんわりチョコチップパウンド
カドルカフェさんの焼き菓子はかなりクオリティが高く、私に教えることあるのか、、、と実は最初悩みました。
バターと卵なしのレシピなら役にたてるかもしれないと思いなおし、植物性素材でも物足りなさのないものができないかと、ちょっと今までにない作り方を考えてみました。
まだ開発してまもない段階のレシピなので、ここからまだまだ改良の余地があるなと自分でも思うレベルですが、この作り方が、何か新商品の開発のきっかけになればいいなと紹介してみました。
このレシピ、さらに改良して、いつか教室のレッスンでも紹介したいと思っています。
■ ココナッツと柚子ピールのクッキー
これ、写真撮り忘れてました。
植物性素材でも味に「深み」が出るように工夫しました。
柚子の皮のすりおろしを入れたいんですけど、今ないですよね(涙)。
レモンで代用しましたが、ゆず果汁とゆずピールを入れてるので、かろうじて柚子味。
柚子の季節になったら、また作ろうと思います。
下記2つは、教室のレッスンのレシピとほぼ同じ。
■ 小麦・卵・乳不使用シュークリーム
■ アクアファーバで作るチョコムース
チョコムースは、塩入のひよこ豆缶を使ったので、塩味がききすぎてましたね、すいません(;^ω^)
シュー生地は、業務用の平窯で最初焼かせてもらいましたが、全然膨らまなくて焦りました。
平窯の場合は温度設定を全く変えなければいけないのかも。
リベンジでガスオーブンで焼いたものは、無事膨らみ、安堵しました(泣)。

1日目の夜に、懇親会を開いていただきまして、山盛りの土佐かつおや、特産品の「赤うし」のソテー、モリモリのオードブルなどでもてなしていただきました。
とても楽しくて美味しい夜でした(*^^*)
宿泊先は、昭和レトロな宿で、超絶私好みの宿で興奮しました!!
あれこれキッチンに来たことある方なら、なんとなく、察していただけますでしょうか。
もうギリギリな感じのレトロ感、くつろげていいですよね〜。
もうすぐ取り壊されるとのことで、貴重なタイミングでした!
土佐町の皆様、とっても楽しい2日間を、ありがとうございました。
土佐町の特産品がますます盛り上がりますように!!