本日予約受付開始しました、
出版記念イベント!!!『フライパン本デモするよ!! そしてできたてを食べちゃって祭り!!』
ですが、即日満席となりました。
また、クオカスタジオの出張レッスンの予約受付も本日からでした!
こちらもすでに満席のようです。
予約下さった皆様、ありがとうございます!!!
どちらもキャンセル待ち受付中ですので、ご興味ある方、是非キャンセル待ち頂けたら嬉しいです。
さて、
年末に注文して、新年に届いたあるものがありまして。
それがこちら。

【シニフィアン シニフィエ】オリジナル食パン型!!
パンマニアの方なら知らない人はいないであろう、あの、超有名店「シニフィアン シニフィエ」の志賀シェフが監修!!
お店オリジナルのパン焼型だそうです。
この焼き型、けっこうなお値段するのですが、どうしても欲しくなってしまったのはなぜか!?
それは、この側面のなみなみ。

これがあることにより、「ケービング(焼き戻り)が起こりにくい」らしい!!
そして、こちらのブログのインタビューから抜粋します、下記の記述。
講:「以前志賀シェフから、高加水の食パンは普通の食パン型では滑ってしまって膨らみにくいと聞きました。この型は波模様が側面についているので、パン生地が軽くひっかかりながら膨らんでいくので、生地に入れる水分量を増やしてもうまく上がっていくようです。」
なんですとー!!??
こんな話を聞いてしまっては、試さずにはいられません!!
ということで、試してみました。
結果がこちら。

側面のなみなみ。美しい〜!!
そして確かに、ケービングしてない!!!

耳は、いつもの一斤型で焼くより、しっかりしています。
ハリがあるといいますか。
高加水パン、スライスするといつもはだらしなく、てろり〜〜〜んとするのですが、ほどよいてろりん感。
ちなみにこの写真は、焼成後14時間経過したものです。

クラムはこんな感じ。
「遠赤外線効果で火どおりがよい」とのことで、確かに、いつもよりほわっと軽い気がする。
高加水パンなので、しっとりはしっとりなんですが…。何かが違う気が。
より、小麦に近い感じがする。
ちなみに、以前スクエア一斤型で焼いたものはこちら。

内側にケービングしてるの、分かりますでしょうか?
それを考えると、やはり、今回のなみなみ効果、すごいですね。
そして、ボリューム、確かに出ます。
ボリュームが出る、というか、「出たボリュームが縮まない」。
いつもは、もりもりに膨らんで、それが焼いているうちに若干縮んでしまうのですが。それがあまりないのです。
焼いてる時はひっかかって縮まない。
そして、焼き上がって型から出した後も、なみなみの耳で強度が出ているのでケービングしない。
ということなんですね〜。
ひゃー、すごいな。
なみなみよ、ありがとう!!
私の高加水ゆるふわパンレッスンを受けた方で、試してみたい方。
生地量は、ミニ食パン型4本分、18cmパウンド型2本分、です。
こんな感じで底に穴が空いているので、

敷き紙、敷いた方がいいと思います。
焼き時間は、1斤型と同じで大丈夫でした。
いや〜、かなり良いです!
欲しい方は、クオカの通販サイトで購入可能です(o´ω'o)ノ
パン職人の友人からおススメされて読んだこちらの本も、とても良かったです。
常に理想を求めて研究を続ける。
自分が得た知識や技術をおしまず周りに伝える。
なかなか自分はその境地に至れないのですが、自分もそういう志賀シェフのような懐のでっかい人間になっていきたいなあ、と思うのでした。